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I.S.U サーキット 2012年

レポート


大洗カップ 2014
  8月30日、31日の2日間に亘り、大洗サンビーチにおいて大洗カップ・サーフィン&ボディボード大会が開催された。30日、大会初日は小雨模様の天候であったが、北西からのオフショアが吹き波のサイズは腰から頭と絶好のコンディションの中で開始された。   
  この日に行われたBBチャレンジクラスでは久保田宏美が、BBオープンクラスでは田中和美が優勝した。またロングボードチャレンジクラスは中島昌義が、ロングボードウイメンは五味雅江が優勝した。ISUサーフィンサーキットの中では、この大洗カップだけに設けられているキッズチャレンジクラスは、多いに大会会場を盛り上げた。そんな中、何度もうねりを捉えテークオフした小林大真が圧勝した。ロングボードウイメンクラスは、各選手共に決め手に欠く中で、よい波に乗って頭ひとつ抜け出した阿久津千秋が優勝した。ロングボードメンクラスは菊池里騎と石崎学の争いとなったがローラーコースターで勝った菊池が優勝した。
  この日、風は昼前にオンショアに変わったものの、波は全ヒートが終了するまでサイズを保った。
  大会2日目となる31日は、前日より波のサイズが上がり、この日行われるショートボード競技には絶好のコンディションとなった。風は弱いオンショアが不規則な方向から吹いていたが、海面には悪影響はなかった。天候は一日を通して曇り、時折薄日が差していた。
  チャレンジクラスの決勝は、ファイナリスト4名共に実力伯仲で、混戦模様の中、一本のよい波を捉え、それをバーティカルにメークした塚原誠が優勝した。僅差ではあるが2位は高宮秀一、3位は清水一輝となった。
  オープンクラスの決勝は、山本拓実と澤地海杜が攻撃的なリップ・アクションで激しく競り合ったが、極僅差で澤地が優勝した。山本は2位、3位は小野瀬暁、4位は石島英明という順位になった。
  スペシャルクラスの決勝は、池田鋭斗、澤村康生、野田修成、米川佳祐で争われた。スピードに乗せたラインドライブから縦に攻める野田と澤村。違いは、野田はフロントサイドに、澤村はバックサイドにと展開するところだ。一進一退の戦いであったが、ヒート終盤に野田は、サイズのある波をフロントサイドからスピードに乗せた角度のある縦へのリップ・アクションを成功させた。これが決めてとなり澤村を退け優勝した。澤村は準決賞では10点満点のスコアーを叩き出したが決勝では野田に及ばず2位となった。3位はスピードのあるライディングが目立った池田、4位は久々に決勝に進出したがよい波に恵まれなかった米川となった。
  約300名で争われた大洗カップが終わり、ISUサーフィンサーキットは残り一戦となった。10月12日、東海村豊岡海岸で行われる予定の茨城県知事杯で今年のISUサーフィンサーキットは終了する。そして、今年度のランキングは確定する。果たして逆転はあるのか?最終戦は多いに盛り上がることだろう。

(リポート&PHOTO・石毛正昭)

大会の模様は、WEBアルバムでご覧頂けます。  

ロングボードメンクラス
RANK NAME
第一位 菊池里騎
第ニ位 石崎学
第三位 佐々木一浩
第四位 橋本理
ロングボードウィメンクラス
RANK NAME
第一位 阿久津千秋
第ニ位 藤ノ木梓
第三位 大山里美
第四位 佐川綾子
キッズチャレンジクラス
RANK NAME
第一位 小林大真
第ニ位 飯塚孔明
第三位 井上真男
第四位 大崎貴弘
ウィメンクラス
RANK NAME
第一位 五味雅恵
第ニ位 藤澤陽子
第三位 樫村那穂子
第四位 前田佳恵
ロングチャレンジクラス
RANK NAME
第一位 中里昌義
第ニ位 金子直樹
第三位 渡辺海人
第四位 増田功
ボディーボードチャレンジクラス
RANK NAME
第一位 久保田宏美
第ニ位 田中のな
第三位 広瀬麻衣子
第四位 井上美奈
ボディーボードオープンクラス
RANK NAME
第一位 田中和美
第ニ位 大崎広子
第三位 大野かおり
第四位 中塚由華
チャレンジクラス
RANK NAME
第一位 塚原誠 SUNSURF
第ニ位 高宮秀一 一般参加
第三位 清水一輝 ブレエクス
第四位 佐藤英行 ウォーターカラーズ
オープン
RANK NAME
第一位 澤地海杜 一般参加
第ニ位 山本拓実 リバースサーフ
第三位 小野瀬暁 イエローサンズ
第四位 石嶋英明 カラス
スペシャル
RANK NAME
第一位 野田修成 イエローサンズ
第ニ位 澤村康生 DEVICE
第三位 池田鋭斗 ブレエクス
第四位 米川佳祐 WHITECAPS

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